第一生命保険株式会社　生涯設計教育部　佐藤さまに伺いました。

営業員のFP資格取得率向上のため、試験対策問題を配信

ご利用方法についてお聞かせください。

Spottyは、営業員のFP(ファイナンシャルプランナー)3級資格取得率向上のため、試験対策問題の配信に利用しています。
配信期間は試験前の約2週間で、その間は毎営業日テストを配信します。
営業員は社用スマートフォンにインストールされた、Spottyアプリを利用して受講します。
テストを配信すると、営業員の社用スマートフォンにプッシュ通知が届き、学習を促す仕組みになっています。これにより、営業員は自らアプリを見に行かなくても、気づいたときにその場で学習することができます。

Spottyの運用は、ロゴスウェアに委託しています。当社では管理者・受講者リストやプッシュ通知文等を作成し、テスト原稿の手配（外注）を行いました。その他の受講者登録やテスト配信、結果レポートの作成などの運用は全てお任せしています。

「プッシュ通知」機能で学習を促進

Spottyの導入理由を教えてください。

Spotty導入の最大の決め手は、「プッシュ通知」機能です。

ＦＰ資格については、様々な策を講じてきましたがなかなか営業員の取得率が伸びず、これ以上の打つ手がなく悩んでいました。本人任せでは学習することが難しい試験のため、継続学習に繋がり、本社から直接提供ができる学習ツールを探していました。そのため、今回試験対策問題を配信するにあたって「プッシュ通知」機能を必須としていましたが、他の試験で既に利用しているeラーニングシステムには「プッシュ通知」機能がありませんでした。

学習を促進できるプッシュ通知機能がついたシステムを探した結果、Spottyの導入に至りました。
実際に利用してみて、Spottyはプッシュ通知の文章を自由に設定できるので、受講者の背中を押すメッセージを工夫して入れることができる点がよかったと感じています。

非利用者に比べて、利用者は合格率が20%高かった

導入後の結果はいかがでしたか？

今回はFP3級試験受験希望者5,720人のうち、3,614人がSpottyを利用して学習を行いました。
利用者と非利用者の合格率には、約20％程度の差が出ました。

受講者からは、「毎日繰り返し学習できてよかった」と好評でした。

今後も定期的に、Spottyを利用したFP試験対策問題の配信を行う予定です。
将来的には、FP2級の試験対策への活用も検討したいと考えています。